ニチモウが3日続落、24年3月期業績は計画下振れで着地
ニチモウ<8091>が3日続落している。26日の取引終了後、集計中の24年3月期連結業績について、売上高が1310億円から1275億円(前の期比0.5%増)へ、営業利益が31億円から20億円(同30.4%減)へ、純利益が25億円から23億円(同5.6%減)へ下振れて着地したようだと発表したことが嫌気されている。
食品事業ですり身の原料相場下落による市況低迷の影響を受けたほか、資材事業で原料高騰分を価格転嫁するのに苦戦したことなどが要因という。また連結子会社で、量販向け明太子製造子会社の業績不振や海苔機資材製造子会社の在庫評価減、運送子会社の不採算事業撤退などがあったことも影響した。