概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反落、欧州市場の下落を受け

市況
2024年5月1日 9時49分

【ブラジル】ボベスパ指数 125924.19 -1.12%

30日のブラジル株式市場は反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1427.60ポイント安(-1.12%)の125924.19で引けた。日中の取引レンジは125855.79-127351.62となった。

売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。欧米株安が警戒され、ブラジル株にも売りが広がった。また、原油価格の下落も資源セクターの圧迫材料。ほかに、米インフレの長期化観測が米利下げ時期の先送り観測を強めた。

【ロシア】MOEX指数 3469.83 -0.24%

30日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比8.25ポイント安(-0.24%)の3469.83ポイントで引けた。日中の取引レンジは3464.86-3486.30

となった。

買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏でもみ合った。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まったほか、原油価格の下落が資源セクターの圧迫材料。また、欧州市場の下落なども足かせとなった。ほかに、翌5月1日はメーデーで休場となるため、積極的な売買は手控えられた。

【インド】SENSEX指数 74482.78 -0.25%

30日のインドSENSEX指数は小反落。前日比188.50ポイント安(-0.25%)の74482.78、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同38.55ポイント安(-0.17%)の22604.85で取引を終えた。

プラス圏で推移した後は終盤マイナス圏に転落した。欧州市場の下落を受け、終盤は売りが優勢。また、翌5月1日がマハラシュトラ州の日で株式市場が休場となるため、積極的な売買も手控えられた。

【中国本土】上海総合指数 3104.82 -0.26%

30日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比8.22ポイント安(-0.26%)の3104.82ポイントと5日ぶりに反落した。

利食い売りが優勢となる流れ。上海総合指数はこのところ急ピッチに上昇し、足元で昨年9月25日以来、約7カ月ぶりの高値水準を回復していた。また、メーデー(労働節)により、本土市場が5月1-3日(香港市場は1日)に休場となることも買い手控え要因として意識された。ただ、下値は限定的。中国の景気対策に対する期待感が続いているほか、官民が公表した4月の製造業PMIが概ね良好だったことを受け、指数はプラス圏で推移する場面もみられた。

《CS》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.