米国株見通し:伸び悩みか、雇用統計にらみ買い縮小も

市況
2024年5月3日 13時46分

(13時30分現在)

S&P500先物      5,106.50(+15.00)

ナスダック100先物  17,761.75(+112.00)

米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は230ドル高。米金利は戻りが鈍く、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ

2日の主要3指数は堅調。序盤から上げ幅を拡大する展開となりナスダックとS&Pは反発、ダウは322ドル高の38225ドルと3日続伸で取引を終えた。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は想定ほどタカ派的なかったとの見方から買いが先行。1-3月期労働コストは上昇したものの、長期金利は低下し、引き続きアマゾンなど主力ハイテクが選好された。また、消費や景気敏感、金融などにも買いが波及し、指数を押し上げた。

本日は伸び悩みか。連邦公開市場委員会(FOMC)は現行の引き締め的な金融政策を据え置きも、インフレ抑止には時間要するとの見解。一段の利上げには否定的だが、引き締め的な政策を堅持するとみられる。そうしたなか、今晩の雇用統計が想定に沿った内容なら金利高が見込まれ、買い縮小の要因となろう。一方、注目のアップル決算は減収減益となったが、業績見通しが好感される見通し。ただ、週末に向け調整の売りに警戒したい。

《TY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.