アーデリックスが決算受け大幅高 売上高が予想を上回る=米国株個別
(NY時間12:02)(日本時間01:02)
アーデリックス<ARDX> 8.56(+1.77 +26.07%)
アーデリックス<ARDX>が大幅高。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、売上高が予想を上回ったほか、1株損益の赤字も予想ほど膨らまなかった。
同社は声明で「過敏性腸症候群治療薬IBSRELAの継続的な商業的業績と、血清リン濃度を管理するXPHOZAHの極めて好調な発売の結果、大幅な売上高の伸びを達成した」と述べた。
アナリストは「弱気派が指摘するようなことはあまりないと見ており、株価は30%下落した後、20億ドルの時価総額に向かって再び取引されると予想している」と述べた。本日の時価総額は20億ドル。
また、「コンセンサスは2024年のXPHOZAHの数字を、旺盛な基礎需要と予想を上回る粗利益の両方で大幅に引き上げる必要がありそうだ」とも付け加えている。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):-0.11ドル(予想:-0.14ドル)
・売上高:4600万ドル(予想:3770万ドル)
【企業概要】
心腎症の治療のために、リン酸塩に吸着せずにリン酸塩をコントロールする、NHE3の阻害剤テナパノールを開発する。高リン血症による末期腎臓病・慢性腎疾患・高カリウム血症による心不全などの治療に有効。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース