米司法省、５月２８日までにボーイングが検察当局との取引に違反したかを判断へ＝米国株個別

（NY時間15:41）（日本時間04:41）

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米司法省は５月２８日までに、ボーイング<BA>が２０１８年と１９年に起こした７３７マックス２機の墜落事故に関する刑事告発を回避するために交わした取引に違反したかどうかを判断する予定であることが、米司法省から被害者遺族の弁護士に送られた電子メールによって明らかになった。ブルームバーグが伝えた。

米司法省詐欺課のレオン課長からのメールでは、検察の判断を聞くために、５月最後の３日間のうちどこかで面談できるかを弁護士たちに尋ねている。この件に詳しい人物によると、弁護団は５月３１日に会う予定だという。

レオン課長をはじめとする米司法省関係者は先週、ワシントンで遺族と面会し、意見を求めた。ボーイングが３４６人の死者を出した２件の墜落事故について、刑事責任を問われない道を作った物議を醸す合意を破棄するかどうかについては、まだ決定していないと伝えた。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース