ビクトリアズ・シークレット、アナリストが投資判断を「売り」に引き下げ=米国株個別
アナリストが女性用アパレルのビクトリアズ・シークレット<VSCO>の投資判断を「売り」に引き下げ、目標株価を従来の19ドルから15ドルに引き下げた。同社の2-4(第1四半期)決算が利益未達と通期見通し下方修正のリスクがあると見ていると述べた。
第1四半期のアンダーパフォームを市場は十分に評価していないと指摘。株価のバリュエーションは確かに割安だが、株価は52週安値(16ドル台前半)を再び試すか、あるいはそれ以下に下落すると予想しているという。
同社株は先週末終値時点で年初来34%下落し、2024年のS&P小売業セレクト・インダストリー・インデックスで最悪のパフォーマーの1つとなっている。
同社は今月末に第1四半期決算を発表する予定。
ただ、株価は売り先行で始まったものの、動きが一巡すると買い戻しが出てプラスに転じている。
【企業概要】
女性用下着を中心としたアパレル、パーソナルケア、美容製品を販売する。ランジェリーブランドや若者向けブランドの商品を、eコマースプラットフォームを通じてオンラインで提供するほか、米国・カナダ・中華圏で運営する小売店、及びフランチャイズパートナーの米国外の店舗やウェブサイトでも販売する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース