ボウレロが決算受け大幅安 天候不順が影響=米国株個別
(NY時間14:47)(日本時間03:47)
ボウレロ<BOWL> 10.82(-1.68 -13.41%)
ボウリングセンター運営のボウレロ<BOWL>が大幅安。取引開始前に1-3月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を下回ったほか、EBITDAも予想を下回った。シャノンCEOは声明で「天候不順のため、第1四半期ゆっくりとしたスタートとなった」と述べた。
アナリストは「天候が同業他社にも影響を及ぼしていたが、同社も冴えない結果となった」と述べた。また、「同社は新規投資、プロモーション、価格設定の微調整の初期段階にあり、短期的には利益を犠牲にしてでも客足と売上を促進することを目的としたことで打撃を受けた」とも指摘している。ただ、既存店売上高の伸びには明るい兆しがあると見ているという。
(1-3月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.13ドル(予想:0.23ドル)
・売上高:3.38億ドル(予想:3.42億ドル)
・EBITDA(調整後):1.23億ドル(予想:1.33億ドル)
【企業概要】
北米においてボウリングセンターを運営し、従来のボウリングセンターに加え、ラウンジ席・アーケード・飲食物や、個人およびグループイベント向けの顧客サービスを備えたより高級なエンターテインメントを提供する。また、プロおよび非プロのボウリングトーナメントと関連放送を主催・監督する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース