アドテスト、ディスコなど半導体製造装置関連が高い、米エヌビディアの戻り足鮮明で追い風強まる
アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>など半導体製造装置関連に物色の矛先が向いている。前日の米国株市場では長期金利低下を背景にハイテク株に買いが集まり、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は3連騰と上値指向を強めた。また、個別ではエヌビディア<NVDA>も急速な戻り足で3.8%高に買われ3連騰、900ドルを超え上場来高値も視界に入ってきた。これを受けエヌビディアと密接な取引関係にあるアドテストに追い風となっているほか、生成AI市場の拡大で商機が高まっているディスコにも投資マネーが誘導されている。加えて、米インテル<INTC>と国内企業14社が半導体の後工程を自動化する製造技術を日本で共同開発する計画にあることが報じられたことで、後工程の半導体製造装置メーカーの株価を刺激する状況にある。