フルハシEが堅調、24年3月期経常利益は計画上振れで着地へ
フルハシEPO<9221>が堅調推移。前営業日となる2日の取引終了後、24年3月期の連結業績に関し、最終利益が計画を4億9300万円下回る2億6300万円(前の期比64.6%減)で着地したようだと発表した。出資先のCEPO半田バイオマス発電に関する減損損失と、債務保証損失引当金繰入額の計上が響く。一方、経常利益は計画を1億5600万円上回る12億4600万円(同18.8%増)で着地したもよう。バイオマテリアル事業で新たに稼働した2工場について、木質廃棄物処理受託が堅調に推移したほか、木材チップ販売単価の価格改定も寄与する。朝安後は本業の事業状況を評価した押し目買いが集まり、株価を押し上げたようだ。