ウェリタスが後場に急落、1~3月期営業赤字で見切り売り優勢に
Veritas In Silico<130A>が後場に急落した。7日正午に24年12月期第1四半期(1~3月)の単体決算を発表した。事業収益は3200万円、営業損益は6500万円の赤字となった。同社は前期の第1四半期に四半期財務諸表を作成しておらず、決算短信の経営成績の部分に前年同期と比較した増減率の記載はない。通期では増収・営業増益を予想していたこともあって、第1四半期が営業赤字で着地したことを受けて見切り売りが優勢となったようだ。mRNA標的低分子創薬事業からの研究支援金収入などを計上した一方、研究開発を含めて事業費用が同収入を上回った。東証グロース市場への上場に関する費用も計上し、最終損益は8700万円の赤字となった。