ショールズが決算受け大幅安 プロジェクトの遅れで売上高見通し下方修正=米国株個別

材料
2024年5月8日 23時21分

(NY時間10:17)(日本時間23:17)

ショールズ<SHLS> 7.86(-0.95 -10.74%)

太陽光発電用のシステムの設計を手掛けるショールズ・テクノロジーズ<SHLS>が大幅安。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、EBITDAとも予想を上回ったものの、売上高が予想を下回った。また、ガイダンスも公表し、通期の売上高およびEBITDAの見通しを下方修正した。プロジェクトの遅れが原因。

今回の決算を受けてアナリストの目標株価引き下げも相次いだ。「受注は堅調だったが、新規受注のかなりの部分が今年以降に延期されている。この傾向は第2四半期に入っても続いており、結果として、通期の売上高見通しが引き下げられた」と指摘。

また「プロジェクトの遅延は当面続く可能性があり、それは収益に変動をもたらすが、現在の株価はすでに市場シェア低下を織り込んでいる」とも述べた。

(1-3月・第1四半期)

・1株利益(調整後):0.07ドル(予想:0.06ドル)

・売上高:9080万ドル(予想:9430万ドル)

・EBITDA(調整後):2050万ドル(予想:1900万ドル)

・受注残:6.15億ドル

(通期見通し)

・売上高:4.40~4.90億ドル(従来:4.80~5.20億ドル)(予想:5.0億ドル)

・EBITDA(調整後):1.30~1.50億ドル(従来:1.50~1.70億ドル)(予想:1.58億ドル)

【企業概要】

米国で太陽光発電用のシステムであるEBOSのコンポーネントとシステムソリューションを設計・製造する。ケーブルアセンブリ・ワイヤレスモニタリングシステムなど信頼性・安全性に優れたコンポーネントを扱う他、包括的システムソリューションの提供、システム設計、エンジニアリングサポートも担う。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.