テスラが続落 米当局が詐欺行為の有無を調査と伝わる 窓を埋めるか注目=米国株個別
(NY時間14:14)(日本時間03:14)
テスラ<TSLA> 174.73(-3.08 -1.73%)
テスラ<TSLA>が続落。取引開始前に、米検察当局が同社の自動運転機能について投資家や消費者に誤解を与えたか否かについて調査していると伝わった。ロイター通信が関係者の話として伝えた。
同社のオートパイロットと完全自動運転(FSD)システムは完全な自律走行ではなく、米司法省は同社とマスクCEOによる自動運転を示唆する説明や発言が証券詐欺などに該当するかどうかを調査しているという。証券取引委員会(SEC)も運転支援システムに関する同社の説明を調査しているという。
きょうは一時170.15ドルまで下落し、先週初めに中国政府が同社のFSDに暫定的な承認を与えたとのニュースで上に開いた窓を埋めようとしている。170ドルを完全に割り込むようであれば、4月下旬に決算発表で上に開いた窓も埋めに行く可能性も示現する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース