トゥイリオが決算受け下落 まだ過渡期をさまよっているとの指摘も=米国株個別
(NY時間14:27)(日本時間03:27)
トゥイリオ<TWLO> 57.92(-5.45 -8.60%)
クラウド通信APIのトゥイリオ<TWLO>が下落。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、株価は冴えない反応。第2四半期の売上高見通しが予想を下回ったことが嫌気されている模様。今回の結果は、同社がまだ過渡期をさまよっていることを示しているとアナリストは述べている。
「同社の施策が効果を発揮するにはまだ時間が必要。第1四半期決算は減速が続くメッセージング事業以外の多角化に焦点を当てた過渡期を反映している」と述べた。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):0.80ドル(予想:0.60ドル)
・売上高:10.5億ドル(予想:10.3億ドル)
(4-6月・第2四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.64~0.68ドル(予想:0.65ドル)
・売上高:10.5~10.6億ドル(予想:10.8億ドル)
・既存事業売上高:4~5%増
・営業利益(調整後):1.35~1.45億ドル
(通期見通し)
・営業利益(調整):5.85~6.35億ドル
【企業概要】
ウェブ開発者向けに、電話、インターネットプロトコル音声通信およびテキストメッセージをウェブ、モバイル、電話アプリに統合するクラウド・コミュニケーション・プラットフォームを提供する会社。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース