オムロン急反発、前期営業益は上振れ着地で今期予想は43%増
オムロン<6645>が急反発している。同社は8日取引終了後、24年3月期通期の連結決算を発表。営業利益は前の期比65.9%減の343億4200万円となり、従来予想の240億円から上振れた。
売上高は同6.5%減の8187億6100万円(従来予想は8100億円)で着地。円安効果に加え、主力の制御機器事業における商品の構成比変動などから売上総利益率が前回予想を上回ったという。
あわせて公表した25年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比0.8%増の8250億円、営業利益が同42.7%増の490億円。前提為替レートは1ドル=145円、1ユーロ=155円としている。