助川電気が今期利益予想を引き上げ、核融合関連など好調に推移
助川電気工業<7711>は9日の取引終了後、24年9月期第2四半期累計(23年10月~24年3月)の単体決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直し、最終利益の見通しをこれまでの4億5600万円から5億1700万円(前期比30.0%増)に引き上げた。10~3月期において、核融合関連製品や原子力発電所の再稼働に向けた関連製品が好調に推移した。採算性の高い案件が多かったことも寄与する。通期の売上高の見通しは据え置いた。
3月中間期の売上高は前年同期比13.5%増の26億4900万円、最終利益が同95.0%増の4億3100万円だった。中間配当は従来の予想から1円増額し16円で決定。年間配当予想は31円(前期比2円増配)となる。