ロビンフッドが決算受け上昇 仮想通貨が貢献 金取引で4月も好調との指摘=米国株個別
(NY時間09:45)(日本時間22:45)
ロビンフッド<HOOD> 18.32(+0.47 +2.63%)
ネット証券のロビンフッド<HOOD>が上昇。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、経常収益、EBITDAとも予想を上回った。仲介取引が予想を上回ったほか、仮想通貨の取引が貢献した。アナリストは勢いは第2四半期に入っても続いており、特に金の取引が契約者全体で増加していると強調している。
「4月も引き続き好調で、金取引の顧客向けの魅力的なサービスが資産収集の継続的な加速を後押ししている」と述べている。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益:0.18ドル(予想:0.06ドル)
・経常収益:6.18億ドル(予想:5.47億ドル)
仲介取引:3.29億ドル(予想:2.55億ドル)
仮想通貨:1.26億ドル(予想:0.71億ドル)
金利収入:2.54億ドル(予想:2.56億ドル)
・EBITDA(調整後):2.47億ドル(予想:1.70億ドル)
・月間アクティブユーザー:1370万人(予想:1129万人)
・預かり資産:1296億ドル(予想:1204億ドル)
・ユーザーあたり平均経常収益(ARPU):104ドル(予想:93ドル)
【企業概要】
最低口座残高の要件が無く、手数料無料の株式取引を提供する。音声サポートを含むカスタマーサポート機能を拡充するなど、投資経験の浅い顧客のニーズに合わせたサービスを行う。米国上場株式・ETF・オプション・ADRを扱い、子会社を通じた暗号通貨取引の他、プレミアムな有料サービスも提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース