デュオリンゴが決算受け大幅安 1日アクティブユーザー数の伸び鈍化=米国株個別
(NY時間12:00)(日本時間01:00)
デュオリンゴ<DUOL> 203.32(-41.32 -16.89%)
モバイル学習プラットフォームのデュオリンゴ<DUOL>が大幅安。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、売上高、EBITDAとも予想を上回った。ただ、株価は冴えない反応。第2四半期の売上高見通しが予想を下回ったほか、1日アクティブユーザー数の伸びが鈍化したことも嫌気されている模様。
アナリストは何年にも渡って拡大を続けてきた同社の成長がそろそろ正常化する時期だと指摘している。「今回の株価の反応は主に期待値の修正と考える。同社のようなハイ・バー銘柄が現在の株価水準を維持するためには、決算シーズンに明確なビート&レイズ(足元の決算もガイダンスも予想上回る)必要だ」と述べた。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益:0.57ドル(予想:0.28ドル)
・売上高:1.68億ドル(予想:1.66億ドル)
・粗利益率(調整後):72.8%(予想:73.1%)
・EBITDA(調整後):4400万ドル(予想:3710万ドル)
・月間アクティブユーザー:9760万人(予想:9758万人)
・1日アクティブユーザー:3140万人(予想:3112万人)
・課金ユーザー:740万人(予想:721万人)
(4-6月・第2四半期見通し)
・売上高:1.75~1.77億ドル(予想:1.77億ドル)
・EBITDA(調整後):3680~3910万ドル(予想:3840万ドル)
(通期見通し)
・売上高:7.26~7.35億ドル(従来:7.17~7.29億ドル)(予想:7.28億ドル)
・EBITDA(調整後):1.67~1.76億ドル(従来:1.54~1.71億ドル)(予想:1.67億ドル)
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MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース