5月14日のNY為替概況

市況
2024年5月15日 4時10分

14日のニューヨーク外為市場でドル・円は156円74銭まで上昇後、156円23銭まで反落し、引けた。

米4月生産者物価指数(PPI)が予想以上の伸びとなったため利下げ観測が一段と後退しドル買いが優勢となった。その後、3月分の下方修正や一部項目が消費者物価指数(CPI)の伸び鈍化を示唆したため長期金利低下に伴いドル売りに転じた。パウエルFRB議長が第1四半期にインフレ改善が見られず当面高金利を維持する必要があるとしたため下げ止まったが、利上げの可能性は少ないとの発言で上値も限定的となった。

ユーロ・ドルは1.0768ドルまで下落後、1.0826ドルまで上昇し引けた。

ユーロ・円は、168円77銭から169円36銭まで上昇。

ポンド・ドルは1.2521ドルへ下落後、1.2593ドルまで上昇。英中銀のチーフエコノミストのピル氏が夏にかけた利下げを示唆したため上値も抑制された。

ドル・スイスは0.9102フランへ上昇後、0.9055フランまで下落した。

[経済指標]

・米・4月生産者物価指数:前月比+0.5%(予想:+0.3%、3月:-0.1%←+0.2%)

・米・4月生産者物価コア指数:前月比+0.5%(予想:+0.2%、3月:-0.1%←+0.2%)

・米・4月生産者物価指数:前年比+2.2%(予想:+2.2%、3月:+1.8%←+2.1%)

・米・4月生産者物価コア指数:前年比+2.4%(予想:+2.3%、3月:+2.1%←+2.4%)

《KY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.