HOYAが反発、300万株を上限とする自社株買いを実施へ
HOYA<7741>が反発している。午前11時ごろに、上限を300万株(発行済み株数の0.86%)、または500億円とする自社株買いを実施すると発表しており、好材料視されている。取得期間は5月16日から8月15日までで、取得した自社株は株主還元を目的に消却する予定という。
同時に発表した24年3月期連結決算は、売上高7626億1000万円(前の期比5.4%増)、純利益1813億7700万円(同7.6%増)だった。メガネレンズが小児向け近視抑制レンズ(MiYOSMART)をはじめとする高付加価値製品や米国でのチェーン店向け販売の増加、為替換算影響などもあり好調に推移。情報・通信事業の低調をカバーし増収増益となった。
なお、同社では第1四半期決算発表時に上期業績予想を発表し、第3四半期決算発表時に通期業績予想を発表する予定としている。