富士ソフト---1Qは営業利益まで増収増益、主力SI事業は増収増益

材料
2024年5月15日 16時09分

富士ソフト<9749>は14日、2024年12月期第1四半期(24年1月-3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.7%増の784.31億円、営業利益が同3.6%増の60.64億円、経常利益が同4.4%減の57.86億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同78.6%増の67.31億円となった。

SI(システムインテグレーション)事業の売上高は前年同期比4.2%増の740.92億円、営業利益は同3.3%増の55.57億円となった。組込系/制御系ソフトウェアは、社会インフラ系の開発案件の減少がみられるものの、自動車関連においてEV関連、ADAS/自動運転分野が好調に推移したこと等により増収・増益となった。業務系ソフトウェアは、不採算案件の影響はあったものの、製造業の業務システム開発や流通・サービスのEC関連・POS関連案件等を中心に、各分野が好調に推移したこと等により増収・増益となった。プロダクト・サービスは、CAE案件は増加したものの、子会社のセグメント変更及び他社製品 販売が減少したことにより減収・減益となった。アウトソーシングは、運用・保守案件の減少等により減収・減益となった。

ファシリティ事業の売上高は前年同期比3.3%減の7.25億円、営業利益は同19.0%増の2.66億円となった。テナント減少や省エネ対策による電力使用量の減少等があった。

その他の売上高は前年同期比4.3%減の36.13億円、営業利益は同4.6%減の2.40億円となった。

2024年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.4%増の3,150.00億円、営業利益が同6.4%増の220.00億円、経常利益が同10.8%増の210.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同77.2%増の210.00億円とする期初計画を据え置いている。

《HH》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.