AMDに買い膨らむ アナリストが優先順位をエヌビディアと入れ替え=米国株個別
(NY時間12:12)(日本時間01:12)
AMD<AMD> 166.35(+6.68 +4.18%)
エヌビディア<NVDA> 949.68(+3.38 +0.36%)
本日はAMD<AMD>に買いが膨らんでいる。アナリストがアルファリストの優先順位をエヌビディア<NVDA>と入れ替えた。「両社に対する見方は変わっていないが、年初来の株価の相対的な動きから、優先順位を戦術的に変更することにした」と説明している。エヌビディアは年初来で93%、11月に同リストに追加されて以来、約100%上昇している。
リストの順位変更にもかかわらず、エヌビディアは半導体分野でのお気に入り銘柄の1つであり、AIにおける強力な競争力が今後数年間、同社のデータセンターGPUの強力な需要と価格レバレッジを牽引するとしている。
AMDについては、同社のメモリ問題は大部分が一過性のものであり、現在は解決されたように見えると指摘。MI300の売上高が年内に20億ドルに達する可能性が高いと見ており、それが明らかになるにつれ、株価の上昇要因となるだろうと述べている。
AMDの投資判断は「買い」、目標株価は210ドルを据え置いた。一方、エヌビディアも「買い」で従来の900ドルから1200ドルに引き上げている。
エヌビディアは来週22日に2-4月期決算(第1四半期)を発表予定。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース