DXCテクノロジーが決算受け大幅安 予想を下回るガイダンスを示す=米国株個別
(NY時間10:20)(日本時間23:20)
DXCテクノロジー<DXC> 16.15(-3.73 -18.76%)
ITサービスのDXCテクノロジー<DXC>が大幅安。前日引け後に1-3月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、株価は冴えない反応。予想を下回るガイダンスを示したことが嫌気されている。第1四半期、通期とも1株利益、売上高の見通しが予想を下回った。
アナリストは「24年度は減収となる中、ブッキングの伸び悩みを慎重に見ており、短期的には社内のリバランスが優先される。事業再編への注力が目下の中心テーマでショー・ミー・ストーリーを要請したい」と述べている。
(1-3月・第4四半期)
・1株利益(調整後):0.97ドル(予想:0.83ドル)
・売上高:33.9億ドル(予想:33.7億ドル)
インフラ・サービス:16.7億ドル(予想:16.2億ドル)
ビジネス・サービス:17.1億ドル(予想:17.5億ドル)
・既存事業売上高:-4.9%(予想:-6.3%)
・EBIT(調整後):2.83億ドル(予想:2.42億ドル)
(4-6月・第1四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.55~0.60ドル(予想:0.77ドル)
・売上高:31.0~31.5億ドル(予想:33.0億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):2.50~3.00ドル(予想:3.49ドル)
・売上高:126.7~129.5億ドル(予想:131.8億ドル)
・既存事業売上高:-4~-6%(予想:-6.2%)
【企業概要】
世界各地の顧客に、IT資産全体のイノベーションを推進するテクノロジー製品とソリューションを提供する。分析とエンジニアリング・アプリケーション・保険ソフトウェアとビジネスプロセス・セキュリティ・クラウドとITアウトソーシング・モダンワークプレイスなどの差別化されたサービスを提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース