10万円以下で買える、大幅増益&低PBR 31社【スタンダード】編 <割安株特集>
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。SBI証券と楽天証券のネット証券大手2社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。また、赤字決算や無配の企業が数多くあることにも留意したい。
東証スタンダード上場企業では795銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は今期の経常利益が前期比20%以上の大幅増益を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍未満の銘柄に注目してみた。
下表は東証スタンダード上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額80億円以上、(3)今期経常利益が前期比20%以上増益、(4)PBRが1倍未満――を条件に投資妙味が高まる31社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは17日現在)
17日(金)に配信した「10万円以下で買える、大幅増益&低PBR【プライム】編」も併せてご覧ください。
最低投資 ┌ 経常利益┐
コード 銘柄 金額 増益率 今期 PBR
<5955> ヤマシナ 7800 25.6 500 0.91
<9980> MRKHLD 10900 62.1 1000 0.76
<7908> KIMOTO 21000 32.4 540 0.53
<9067> 丸運 27800 33.5 940 0.32
<9380> 東海運 28700 403 765 0.48
<1850> 南海辰村 33000 26.2 2050 0.60
<1848> 富士PS 44000 36.4 750 0.75
<3512> フエルト 45000 35.7 900 0.41
<6165> パンチ 47300 47.8 2100 0.62
<8289> オリンピック 51000 3429 1800 0.45
<4409> 東邦化 51400 48.0 1100 0.57
<7590> タカショー 51500 147 618 0.70
<7702> JMS 52600 452 800 0.32
<7987> ナカバヤシ 52600 145 2460 0.53
<6858> 小野測器 66900 61.8 330 0.50
<2009> 鳥越粉 67700 20.8 1670 0.44
<2735> ワッツ 68400 54.3 1000 0.75
<7486> サンリン 69500 27.7 1200 0.43
<1420> サンヨーH 72900 28.3 1200 0.54
<3447> 信和 74000 129 1494 0.67
<1826> 佐田建 75500 505 1270 0.76
<4977> 新田ゼラチン 78100 25.9 3000 0.78
<6373> 大同工 79000 196 2300 0.26
<1810> 松井建 81700 226 2500 0.50
<2877> 日東ベスト 82000 64.8 900 0.63
<6203> 豊和工 82300 69.5 790 0.57
<4248> 竹本容器 86000 35.1 820 0.93
<3222> USMH 88200 22.0 8450 0.75
<3641> パピレス 89900 20.2 654 0.86
<7514> ヒマラヤ 91400 24.4 1400 0.68
<3878> 巴川コーポ 96200 33.9 2200 0.68
※単位は最低投資金額が円、増益率が%、経常利益が百万円、PBRが倍。
※通期予想が最終赤字、今期無配の銘柄は除いた。
株探ニュース