ハマキョウが1株から4株への株式分割と自社株買いを発表
ハマキョウレックス<9037>がこの日の取引終了後、9月30日を基準日として1株を4株に株式分割すると発表した。投資単位当たりの金額を引き下げることで投資家がより投資しやすい環境を整え、投資家層の拡大を図ることが目的という。また、上限を22万株(発行済み株数の1.17%)、または10億円とする自社株買いを実施するとあわせて発表した。取得期間は5月21日から来年4月30日までで、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とするためとしている。
同時に発表した25年3月期連結業績予想で、売上高1460億円(前期比3.9%増)、営業利益129億円(同2.6%増)、純利益86億円(同3.6%増)を見込む。3PLの新規受託件数年間15社を目標とするほか、前期に子会社化した京阪久宝HD及びサカイグループの通年寄与もプラスに働く。なお、24年3月期は売上高1405億7200万円(前の期比6.6%増)、営業利益125億6900万円(同8.8%増)、純利益83億500万円(同12.2%増)だった。
あわせて27年3月期を最終年度とする中期経営計画を発表しており、最終年度に売上高1610億円、営業利益147億円、純利益96億5000万円を目指すとしている。