ズーム・ビデオが決算 第2四半期の見通しが予想下回る 株価は横ばい=米国株個別
(NY時間09:40)(日本時間22:40)
ズーム・ビデオ<ZM> 64.10(+0.01 +0.02%)
ズーム・ビデオ<ZM>が前日引け後に2-4月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の見通しを上方修正している。ただ、株価は冴えない反応。法人会員数が予想を下回ったほか、予想を下回る第2四半期の見通しを嫌気している模様。
アナリストは「中小企業からの逆風が限定的であったことは心強いが、同社が苦境を脱したとは確信しておらず、当面はコンタクトセンター、WFM(ワークフォースマネジメント)、そしてAIが成長を加速させるとは思えないことから、成長を再加速させる持続的な道筋を見出すのは困難と考える」と述べた。
ただ、株価は横ばいで推移している。
(2-4月・第1四半期)
・1株利益(調整後):1.35ドル(予想:1.19ドル)
・売上高:11.4億ドル(予想:11.3億ドル)
・FCF:5.70億ドル(予想:3.70億ドル)
・法人会員:19万1000件(予想:22万3800件)
・過去12カ月の売上高が10万ドル以上:3883件(予想:3966件)
(5-7月・第2四半期見通し)
・1株利益(調整後):1.20~1.21ドル(予想:1.24ドル)
・売上高:11.45~11.50億ドル(予想:11.50億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):4.99~5.02ドル(従来:4.85~4.88ドル)(予想:4.89ドル)
・売上高:46.1~46.2億ドル(従来:約46.0億ドル)(予想:46.1億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース