ルルレモンが下落 組織改革発表もアナリストからは不評=米国株個別
(NY時間09:42)(日本時間22:42)
ルルレモン<LULU> 300.74(-22.25 -6.89%)
ヨガウエアメーカーのルルレモン・アスレティカ<LULU>が下落。前日引け後に組織改革を発表し、チョウ最高プロダクト責任者(CPO)が退社することを明らかにした。後任のCPOは置かず、グローバル・クリエーティブ・ディレクターのチャン氏の役割を強化する。
また、ニューバーガー氏を最高ブランド&プロダクトアクティベーション責任者に任命し、マーチャンダイジングとブランドの担当リーダーらで構成される新チームを設置するという。
今回の組織変更はアナリストから不評なようで、「ここ数カ月の店舗訪問で同社の品揃えの問題が浮き彫りになった。商品チームの変更は今後数四半期に渡る売上の減収を示唆する可能性がある」との指摘が出ている。
「今回の発表にガイダンス修正は含まれていないが、今回のリリースは今後の成長の問題を示唆するものであり、利益の軟化をもたらす可能性があると考えている」とも語った。
業績がピークに達し、競争激化も考えると、引き続き株価はアンダーパフォームが予想されるとしている。
【企業概要】
スポーツ衣料のデザイン・小売を手掛ける。製品は、ヨガをはじめダンス、ランニング、一般のフィットネスを対象とするフィットネス・パンツ、ショーツ、トップス、ジャケ ットなど。世界各地で事業を展開するスポーツウェアメーカー。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース