神戸物産が底堅い、4月は大幅経常減益も値ごろ感意識した買いが下支え
神戸物産<3038>が底堅い。22日の取引終了後に発表した4月度の単体業績は、売上高が前年同月比9.3%増の451億7200万円、営業利益は同7.2%増の28億8400万円となった。一方で、経常利益は為替予約に関するデリバティブ評価損の計上により、同22.5%減の21億6400万円となった。大幅な経常減益となったことを嫌気した売りが先行したものの、このところの安値圏で推移する同社株には値ごろ感が意識されたようだ。デリバティブ評価損の計上後の利益回復への期待もあって、押し目買いが入りプラス圏に浮上した。