植田総裁 日本経済は持ち直していくとの見方に変化はない
G7財務相中央銀行総裁会議のためイタリアを訪れている植田日銀総裁の会見が伝わっており、日本経済について、1-3月期のGDPが再びマイナス成長となったものの、持ち直すとみている全体的な姿に、いまのところ変化はないとの見解を示した。
基本的な日本経済の認識は、「一部に弱めの動きもみられるが、緩やかに回復しているとした4月の決定会合から大きく変わってない。4-6月期以降、自動車の生産・出荷停止の影響は改善に向かう」と語った。
そのほか「第1の力によるインフレ圧力は減衰し、予想される名目賃金の上昇によって実質所得に上向きの力が働く。米経済がソフトランディングできるかが世界経済の最大の焦点」とも述べていた。
株探ニュース