レーザーテクなど半導体関連が軟調、エヌビディア急伸も米株安でリスク許容度が低下
レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>など半導体関連株が総じて軟調に推移している。日本時間23日早朝に発表されたエヌビディア<NVDA>の2~4月期決算は市場予想を上回る結果となり、同社株が時間外取引で急伸したことを受け、同日の東京市場では半導体関連株に対する買いが優勢となった。ただその後の米国市場では景気指標を受けた利下げ観測の後退から、エヌビディアを除いて主力株に対する売り圧力が高まり、NYダウは605ドル安と下げ幅は今年最大となった。24日の東京市場では投資家のリスク許容度が低下するなかで、前日に水準を切り上げた日本の半導体関連株に対し持ち高を圧縮する目的の売りが膨らんでいる。アドバンテスト<6857>やソシオネクスト<6526>、TOWA<6315>も安い。