ダウ平均は反発 連休前に下げ一服=米国株前半

市況
2024年5月25日 2時27分

NY株式24日(NY時間13:25)(日本時間02:25)

ダウ平均   39166.99(+101.73 +0.26%)

ナスダック   16923.16(+187.13 +1.12%)

CME日経平均先物 38825(大証終比:+225 +0.58%)

きょうのNY株式市場でダウ平均は反発。前日のダウ平均は600ドル超下落し、1年超ぶりの最悪の1日となった。注目のエヌビディア<NVDA>の決算は好調で、市場もポジティブな反応を示したものの、予想外に強い米経済指標をきっかけにFRBの利下げへの期待がさらに後退し、エヌビディアの好決算を覆い隠してしまった。ただ、本日は明日からの連休を前に下げが一服しているようだ

「市場は連休前に一息つく傾向がある。今週のFOMC議事録がきっかけとなり、エヌビディアでさえも市場をポジティブな方向に集中させることはできなかった。実際、FOMC委員はインフレ抑制が進んでいないことへの懸念を表明していた」とのコメントも出ていた。

米大手証券は最初の米利下げ予想を従来の7月から9月に後退させた。「インフレは9月までにかなり改善されるだろうが、完璧とまでは言い難く、明白な利下げ決断は言い難い」と述べている。

きょうはその動きも一服しているものの、今週はダウ平均が6週間ぶり、S&P500は5週間ぶりの陰線で終りそうな気配ではある。

靴などアパレルメーカーのデッカーズ・アウトドア<DECK>が決算を受け時間外で大幅高。主力のHOKA、UGGブランドが予想以上に貢献した。

アパレル廉価販売のロス・ストアーズ<ROST>が決算を受け上昇。予想を上回る第2四半期の1株利益の見通しを示したほか、通期の1株利益の見通しも上方修正した。

クラウドによる給与計算など統合基幹業務システムを手掛けるワークデイ<WDAY>が決算を受け大幅安。通期のサブスクの売上高見通しを下方修正したことが嫌気されている模様。

がん検査装置のガーダントヘルス<GH>が大幅高。大腸がんスクリーニング用血液検査「シールド」が、FDAの諮問委員会の支持を獲得したことが好感されている。

靴などアパレルメーカーのデッカーズ・アウトドア<DECK>が大幅高。前日引け後に1-3月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を大きく上回った。主力のHOKA、UGGブランドが予想以上に貢献した。

中小企業や金融機関向けの税務会計ソフトを手掛けるインテュイット<INTU>が決算を受け下落。第4四半期の1株利益の見通しが予想を下回ったことが嫌気されている模様。

ワークデイ<WDAY> 222.86(-38.04 -14.58%)

ガーダントヘルス<GH> 25.24(+2.73 +12.13%)

ロス・ストアーズ<ROST> 143.97(+12.11 +9.18%)

インテュイット<INTU> 608.09(-54.17 -8.18%)

デッカーズ・アウトドア<DECK> 1024.84(+120.19 +13.29%)

アップル<AAPL> 190.51(+3.63 +1.94%)

マイクロソフト<MSFT> 430.37(+3.37 +0.79%)

アマゾン<AMZN> 182.22(+1.17 +0.64%)

アルファベットC<GOOG> 177.02(+1.96 +1.12%)

テスラ<TSLA> 179.24(+5.50 +3.17%)

メタ<META> 476.82(+11.04 +2.37%)

AMD<AMD> 166.13(+5.70 +3.55%)

エヌビディア<NVDA> 1047.69(+9.70 +0.93%)

イーライリリー<LLY> 809.23(+0.78 +0.10%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.