本日注目すべき【好決算】銘柄 Vコマース、ソフトウェア、イトヨーギョ (24日大引け後 発表分)
5月24日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
Vコマース <2491> [東証P] ★今期配当を12円増額修正
◆24年12月期の年間配当を従来計画の42円→54円(前期は53円)に大幅増額修正した。自社株買いの実施に伴い、配当対象株数が当初の前提より減少したことが増額の背景。配当利回りは5.19%に上昇。
ソフトウェア <3733> [東証S] ★上期経常を9%上方修正・最高益予想を上乗せ
◆24年10月期上期(23年11月-24年4月)の連結経常利益を従来予想の47.7億円→52.1億円に9.3%上方修正。増益率が33.0%増→45.4%増に拡大し、従来の2期連続での上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。医療情報システムの高水準な需要が続く中、追加システム導入やサーバリプレイスの受注が想定より伸びたことが寄与。
イトヨーギョ <5287> [東証S] ★今期最終を一転2倍増益に上方修正
◆25年3月期の最終利益(非連結)を従来予想の8500万円→2億0300万円に2.4倍上方修正。従来の15.8%減益予想から一転して2.0倍増益見通しとなった。兵庫県丹波篠山市に保有する土地建物の売却に伴い、売却益約1億9000万円が発生することが最終利益を押し上げる。
秩父鉄 <9012> [東証S] ★非開示だった今期経常は5.3倍増益へ
◆25年3月期の業績予想は連結経常利益が前期比5.3倍の1億円に拡大する見通しと発表。10月1日からの改定をメドとした旅客運賃上限変更に関する認可申請を23日付で提出。申請が許可された想定に基づいて業績予想を策定した。
株探ニュース