5月30日のNY為替概況
30日のニューヨーク外為市場でドル・円は156円85銭から156円38銭まで下落し、引けた。
米国1-3月期GDPや個人消費、価格指数改定値が下方修正されたため年内の利下げ観測が再燃し長期金利低下に連れドル売りが優勢となった。また、ウィリアムズ米NY連銀総裁も自分のシナリオでは利上げはないとの考えを示したこともドル売り圧力となった。
ユーロ・ドルは1.0812ドルから1.0845ドルまで上昇し、引けた。
ユーロ・円は、169円38銭から169円96銭まで上昇。
ポンド・ドルは1.2705ドルから1.2747ドルまで上昇。
ドル・スイスは0.9074フランから0.9031フランへ下落した。
[経済指標]
・米・1-3月期GDP改定値:前期比年率+1.3%(予想:+1.3%、速報値:+1.6%)
・米・1-3月期個人消費改定値:前期比年率+2.0%(予想:+2.2%、速報値:+2.5%)
・米・1-3月期GDP価格指数改定値:前期比年率+3.0%(予想:+3.1%、速報値:+3.1%)
・米・1-3月期コアPCE価格指数改定値:前期比年率+3.6%(予想:+3.7%、速報値:+3.7%)
・米・先週分新規失業保険申請件数:+21.9万件(予想:21.7万件、前回:21.6万件←21.5万件)
・米・失業保険継続受給者数:179.1万人(予想:179.6万人、前回:178.7万人←179.4万人)
・米・4月卸売在庫速報値:前月比+0.2%(予想:+0.1%、3月:-0.4%)
・米・4月前渡商品貿易収支:-994億ドル(予想-924億ドル、3月-923億ドル)
・米・4月中古住宅販売成約指数:前月比―7.7%(予想:-1.0%、3月:+3.6%←+3.4%)
《KY》