東京為替:ドル・円は下げ渋り、アジア株高で
31日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り、157円02銭から156円57銭まで下落後は小幅に戻した。米10年債利回りのじり安で、ややドル売りに振れやすい。ただ、日経平均株価はプラスを維持し、アジア株高を好感した円売りが主要通貨を支えた。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は156円57銭から157円02銭、ユーロ・円は169円45銭から170円08銭、ユーロ・ドルは1.0811ドルから1.0834ドル。
【要人発言】
・鈴木財務相
「為替レートはファンダメンタルズを反映し市場で決められるもの」
「為替の急激な変化は好ましくない」
「行き過ぎた動きには適切に対応するとの基本的な考えに変わりはない」
【経済指標】
・日・5月東京都区部消費者物価指数(生鮮食品除く):前年比+1.9%(予想:+1.9%、4月:+1.6%)
・日・4月失業率:2.6%(予想:2.6%、3月:2.6%)
・日・4月有効求人倍率:1.26倍(予想:1.28倍、3月:1.28倍)
・日・4月鉱工業生産速報値:前月比-0.1%(予想:+1.5%、3月:+4.4%)
・中・5月製造業PMI:49.5(予想:50.5、4月:50.4)
・中・5月非製造業PMI:51.1(予想:51.5、4月:51.2)
《TY》