【市場反応】米4月コアPCE価格指数は予想通り伸び鈍化、支出は減速でドル軟調
米4月PCE価格指数は前月比+0.3%、前年比+2.7%と、予想通り3月と同水準を維持した。連邦準備制度理事会(FRB)が注目の4月コアPCE価格指数は前月比+0.2%と、予想通り3月の+0.3%から伸びが鈍化。前年比では+2.8%と、予想に一致した。個人所得は前月比+0.3%と、3月+0.5%から伸びが鈍化。個人消費支出(PCE)は前月比+0.2%と、3月+0.7%から予想以上に伸びが鈍化した。
結果が利下げを正当化するとの見方に金利が低下。ドル売りが優勢となった。ドル・円は157円10銭付近から156円75銭まで下落。ユーロ・ドルは1.0850ドルから1.0882ドルまで上昇した。ポンド・ドルは1.2707ドルから1.2755ドルまで上昇した。
【経済指標】
・米・4月コアPCE価格指数:前年比+2.8%(予想:+2.8%、3月:+2.8%)
・米・4月個人所得:前月比+0.3%(予想:+0.3%、3月:+0.5%)
・米・4月個人消費支出(PCE):前月比+0.2%(予想:+0.3%、3月:+0.7%←+0.8%)
《KY》