モンゴDBが決算受け大幅安 通期見通しの下方修正を嫌気=米国株個別

材料
2024年5月31日 23時00分

(NY時間10:00)(日本時間23:00)

モンゴDB<MDB> 233.97(-76.03 -24.53%)

データベースのプラットフォームを手掛けるモンゴDB<MDB>が大幅安。前日引け後に2-4月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、株価は下落。ガイダンスを嫌気している模様。第2四半期は1株利益、売上高とも予想を下回る見通しを示したほか、通期の見通しも下方修正した。

アナリストからは「今回の通期見通しの下方修正は、マクロ環境と一部の販売不振が成長を圧迫したことによる。回復には時間がかかることを認識させた」との見解も聞かれた。

また、「ガイダンスを下方修正したことで、同社の製品の優位性が狭まり、成長見通しが頓挫する可能性が高いという懸念を強めた。オラクル<ORCL>のような古参企業がAI機能を組み込んだ製品を強化し、新たなライバルが進出しているため、これまでのような容易な市場シェア拡大は過去のものとなった」とのコメントも出ている。

(2-4月・第1四半期)

・1株利益(調整後):0.51ドル(予想:0.39ドル)

・売上高:4.51億ドル 22%増(予想:4.41億ドル)

サブスク:4.37億ドル(予想:4.26億ドル)

サービス:0.14億ドル(予想:0.14億ドル)

(5-7月・第2四半期見通し)

・1株利益(調整後):0.46~0.49ドル(予想:0.59ドル)

・売上高:4.60~4.64億ドル(予想:4.73億ドル)

(25年度通期見通し)

・1株利益(調整後):2.15~2.30ドル(従来:2.27~2.49ドル)(予想:2.44ドル)

・売上高:18.8~19.0億ドル(従来:19.0~19.3億ドル)(予想:19.4億ドル)

【企業概要】

世界市場に汎用データベースプラットフォームを提供する。データベースと関連サービスの統合セットである開発者データプラットフォームは、開発チームがより広範なアプリケーション要件に対応できる追加機能が含まれるほか、コンサルティングやトレーニングなどのプロフェッショナルサービスも提供する。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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