センチネルワンが決算受け大幅安 ARRが予想下回ったほか、通期ガイダンスを下方修正=米国株個別

材料
2024年5月31日 23時27分

(NY時間10:27)(日本時間23:27)

センチネルワン<S> 16.47(-2.96 -15.22%)

セキュリティ・プラットフォーム開発のセンチネルワン<S>が大幅安。前日引け後に2-4月期決算(第1四半期)を発表し、売上高は予想を上回ったものの、年ベース経常収益(ARR)が予想を下回った。また、通期ガイダンスで売上高見通しを下方修正した。

今回の決算を受けてアナリストは「マクロ的な逆風と同社のリーダーシップの変化を反映し、自身の25年度の新規ARRの見通しを引き下げた」と述べた。一方、「新製品の寄与、パイプラインの改善、市場戦略の強化により、ARRの伸びは下期に偏重すると見られる」とも語った。

(2-4月・第1四半期)

・1株損益:-0.23ドル(予想:-0.27ドル)

・売上高:1.86億ドル(予想:1.81億ドル)

・年ベース経常収益(ARR):7.62億ドル(予想:7.65億ドル)

・粗利益率(調整後):79.0%(予想:77.5%)

(5-7月・第2四半期見通し)

・売上高:1.97億ドル(予想:1.98億ドル)

・粗利益率(調整後):79.0%(予想:77.7%)

・営業利益率(調整後):-6.0%(予想:-5.6%)

(25年度通期見通し)

・売上高:8.08~8.15億ドル(従来:8.12~8.18億ドル)(予想:8.17億ドル)

・粗利益率(調整後):78~79%(従来:77.5~78.5%)(予想:78.0%)

・営業利益率(調整後):-2~-6%(予想:-3.9%)

【企業概要】

AIを搭載した統合型セキュリティ(XDR)プラットフォームを開発・提供する。独自開発のプラットフォームSingularityは、自律的にサイバー攻撃を検知し、大規模・高精度で実行する。また、エンドポイント上での動作により、クラウド未接続時も顧客データを保護する。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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