アンバレラが決算受け大幅高 IoTと自動車事業が回復=米国株個別

材料
2024年6月1日 0時48分

(NY時間11:44)(日本時間00:44)

アンバレラ<AMBA> 57.54(+9.23 +19.11%)

高解像度映像の圧縮処理用半導体を製造するアンバレラ<AMBA>が大幅高。前日引け後に2-4月期決算(第1四半期)を発表し、売上高が予想を上回ったほか、1株損益の赤字も予想ほど膨らまなかった。ガイダンスも公表し、第2四半期は予想を上回る売上高見通しを示している。

同社は「25年度も顧客の在庫水準が正常化することによる循環的な追い風と、AIのポートフォリオの恒常的な成長の両方によって成長が見込まれる」と述べた。

アナリストはIoTと自動車事業の回復を評価。「自動車部門とIoT部門の両方が回復を続けており好調だった。CV3-ADで初の乗用車用EVを獲得したことは心強い」と述べている。

(2-4月・第1四半期)

・1株損益(調整後):-0.26ドル(予想:-0.31ドル)

・売上高:5450万ドル(予想:5400万ドル)

・粗利益率(調整後):63.4%(予想:62.2%)

(5-7月・第2四半期見通し)

・売上高:6000~6400万ドル(予想:5940万ドル)

・粗利益率(調整後):62.5~64.0%(予想:62.2%)

【企業概要】

世界各国のODMおよびOEM企業、自動車産業Tier1サプライヤー向けに、ビデオ処理用半導体チップを提供する。独自のCVflowベースのシステムオンチップは、IPセキュリティカメラ、車載カメラ、家庭用カメラ、産業用・ロボット用など、AIビデオ機能を必要とする幅広い市場やアプリケーションに対応する。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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