5月31日のNY為替概況

市況
2024年6月1日 4時05分

31日のニューヨーク外為市場でドル・円は156円56銭へ下落後、157円28銭まで上昇し、引けた。

米4月コアPCE価格指数が予想通り鈍化、個人支出も弱く、さらに、米5月シカゴ購買部協会景気指数が予想外に悪化したため年内の利下げが正当化されるとの見方に長期金利低下に伴いドル売りが優勢となった。

ユーロ・ドルは1.0882ドルへ上昇後、1.0840ドルまで反落し、引けた。

来週の欧州中央銀行(ECB)理事会を控え発表されたユーロ圏5月消費者物価コア指数速報値が予想外に加速したため来週の理事会での利下げに不透明感が広がり、ユーロ買いが加速。しかし、センテノ・ポルトガル中銀総裁が「5月インフレの加速は、見通しを若干上回る程度」と述べており6月の利下げが計画通りに行われるとの見方にユーロ買いが後退。

ユーロ・円は、170円75銭へ上昇後、170円16銭まで反落。

ポンド・ドルは1.2708ドルから1.2766ドルまで上昇。

ドル・スイスは0.9054フランから0.9003フランへ下落した。

[経済指標]

・米・4月コアPCE価格指数:前年比+2.8%(予想:+2.8%、3月:+2.8%)

・米・4月個人所得:前月比+0.3%(予想:+0.3%、3月:+0.5%)

・米・4月個人消費支出(PCE):前月比+0.2%(予想:+0.3%、3月:+0.7%←+0.8%)

・米・5月シカゴ購買部協会景気指数:35.4(予想:41.1、4月:37.9)

《KY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.