オートデスクが上昇 暫定決算を公表 調査受け財務諸表の修正再表示は行わないと発表=米国株個別
(NY時間10:20)(日本時間23:20)
オートデスク<ADSK> 218.50(+16.90 +8.38%)
設計ソフトウェアのオートデスク<ADSK>が上昇。先週末引け後に2-4月期(第1四半期)の暫定決算を公表した。同社は調査を理由に決算報告を延期していたが、監査委員会による調査結果を受け、財務諸表の修正再表示は行わないと発表した。調査は同社のフリーキャッシュフロー(FCF)と営業利益率に焦点を当てていた。同社はまた、通期の1株利益の見通しを上方修正した。
(2-4月・第1四半期暫定)
・1株利益(調整後):過去最高の約1.87ドル(予想:1.87ドル)
(5-7月・第2四半期見通し)
・1株利益(調整後):1.98~2.04(予想:1.98億ドル)
・売上高:14.8億~14.9億ドル(予想:14.8億ドル)
(25年度通期見通し)
・1株利益(調整後):7.99~8.21(従来:7.89~8.11ドル))(予想:8.04億ドル)
・売上高:59.9~60.9億ドルを維持(予想:60.4億ドル)
・ビリング:58.1~59.6億ドルを維持(予想:58.2億ドル)
・営業利益率(調整後):35%~36%を維持(予想:35.4%)
・FCF:14.3億~15.0億ドルを維持(予想:14.7億ドル)
【企業概要】
テクノロジー製品とサービスを通じて顧客に生産的なビジネスソリューションを提供する設計ソフトウェアおよびサービス会社。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース