サミット・セラピューティクスが上昇　約２億ドルの資金を調達し、がん治験薬のライセンス契約拡大＝米国株個別

（NY時間11:53）（日本時間00:53）

サミット・セラピューティクス<SMMT>　9.55（+0.86　+9.90%）

バイオ医薬品のサミット・セラピューティクス<SMMT>が上昇。同社は約２億ドルの資金を調達し、中国のアケソ社とのがん治験薬「Ｉｖｏｎｅｓｃｉｍａｂ」のライセンス契約を拡大したと発表した。同社は機関投資家から１株９ドルで２２２０万株を発行する未承諾のオファーを受け、これを受け入れたという。

同社はこの資金を同治験薬の臨床開発の推進、運転資金および一般的な企業目的に使用する予定。同社はまた、アケソ社との提携および導入契約の修正により、同治験薬のライセンス地域を拡大することも発表した。中南米、中東、アフリカに拡大するという。

【企業概要】

がんや感染症などの治療法の発見・開発・商業化に取り組むバイオ医薬品会社。クロストリジウム-ディフィシル感染症の治療薬や、カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症対策の精密抗生物質を開発する。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース