株価指数先物【昼】 ハイテク主導でNTショートを巻き戻す動き

市況
2024年6月6日 12時04分

日経225先物は11時30分時点、前日比330円高の3万8850円(+0.85%)前後で推移。寄り付きは3万8980円と、シカゴ日経平均先物の清算値(3万8965円)にサヤ寄せする形から、買い先行で始まり、現物の寄り付き直後には一時3万9070円まで買われる場面も見られた。買い一巡後は利益確定に伴うロング解消の動きや、節目の3万9000円回復による戻り待ちのショートもあり、3万8850円~3万9000円辺りでの保ち合いを継続。終盤にかけては持ち高調整とみられる動きにより、3万8820円まで上げ幅を縮めた。

日経225先物は、買い一巡後は上げ幅を縮小、終盤にかけては75日移動平均線を下回り、ランチタイムでは13週線(3万8790円)辺りでの攻防をみせている。節目の3万9000円回復で目先的な達成感は意識されやすいものの、13週線を下回っての推移が続くようだと、後場はややショート優勢の動きが警戒されてきそうだ。ただし指数インパクトの大きい値がさハイテク株などの強い値動きにより、13週線での底堅さを見極めつつ、押し目を狙ったロング対応から、カバー狙いのスタンスを想定しておきたい。

なお、NT倍率は先物中心限月で14.05倍に上昇した。東京エレクトロン <8035> [東証P]、アドバンテスト <6857> [東証P]、ソフトバンクグループ <9984> [東証P]が日経平均型をけん引する形となった。25日線が位置する14.04倍を上回ってきており、同線での底堅さがみられるようだと、NTショートを巻き戻す動きが強まりやすいだろう。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.