東京為替:ドル・円は反発、円安で156円台回復

通貨
2024年6月6日 17時03分

6日の東京市場でドル・円は反発。海外市場の米10年債利回り低下でドル売りが先行し、一時155円36銭まで値を下げた。ただ、日銀の緩和的な金融政策の継続が見込まれ円売り基調に。ドルは夕方にかけて朝方の高値を上抜け、156円31銭まで上昇した。

・ユーロ・円は169円22銭から170円02銭まで上昇。

・ユーロ・ドルは1.0869ドルから1.0895ドルまで値を上げた。

・日経平均株価:始値38,841.66円、高値39,011.93円、安値38,693.50円、終値38,703.51円(前日比213.34円高)

・17時時点:ドル円156円30-40銭、ユーロ・円170円00-10銭

【経済指標】

・豪・4月貿易収支:+65.48億豪ドル(予想:+54.00億豪ドル、3月:+48.41億豪ドル←+50.24億豪ドル)

・スイス・5月失業率:2.3%(予想:2.3%、4月:2.3%)

・独・4月製造業受注:前月比-0.2%(予想:+0.6%、3月:-0.8%←-0.4%)

【要人発言】

・植田日銀総裁

「インフレ予想が2%付近で安定的に推移することが必要」

「3月の政策変更後の市場の状況を確認している」

「国債買入れ、今後大規模な緩和からの出口を進めていくなかでの減額が適当」

・中村日銀審議委員

「急速かつ一方的な円安は望ましくない」

「今のタイミングでの利上げは早い」

「賃上げのしづらさ、中小企業ではまだまだ続いている」

「現時点のデータに基づけば当面は現行の政策維持が妥当」

「物価目標達成のチャンスをつかみかけており重要な転換点」

「実質賃金のプラス転換と可処分所得の増加が必要」

《TY》

提供:フィスコ

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