ダウ先物は小動き エヌビディアは本日も時間外で上昇=米国株

市況
2024年6月6日 22時04分

米株価指数先物(6月限)(NY時間08:53)(日本時間21:53)

ダウ先物 38863(-21.00 -0.05%)

S&P500 5365.50(-0.50 -0.01%)

ナスダック100先物 19092.25(+18.00 +0.09%)

米株価指数先物市場でダウ先物、S&P500、ナスダック100とも小動きで推移している。前日に時価総額が3兆ドルに達したエヌビディア<NVDA>は本日も時間外で上昇。

今週発表の米経済指標は弱い内容が多く見られ、景気の先行き不透明感も出ていたが、同時に後退していたFRBの利下げ期待も復活しており、S&P500を終値ベースで最高値に押し上げている。短期金融市場では年内2回の利下げを高確率で織り込んでいる。

市場の関心は明日の米雇用統計に焦点が移っているが、非農業部門雇用者数(NFP)は前回から若干の増加幅拡大が見込まれているが、失業率、平均時給は前回と概ね同水準が見込まれている。しかし、一部のエコノミストからは、予想を下回り、米労働市場の冷え込みを示す内容になるのではとの見方もあるようだ。

「今年の大半をFRBの利下げ観測の後退に費やし、今年利下げに踏み切るかどうかもまだ分からないという事実にもかかわらず、投資家はS&P500を次々と最高値に押し上げ続けている。IT・ハイテク株はAIブームのおかげで、まだ上昇圧力の大半を支えている」といったコメントも聞かれた。

ワクチンのノババックス<NVAX>が時間外で大幅続伸。FDAの諮問委員会が次のラウンドのコロナワクチンの処方について協議を行っていると前日に伝わっていたが、同社は、同諮問委員会が推奨するワクチンを9月までに供給できる見通しであることを明らかにした。

ヨガウエアのルルレモン・アスレティカ<LULU>が時間外で上昇。前日引け後に2-4月期決算(第1四半期)を発表し、通期の1株利益の見通しを上方修正した。また、同社の取締役会は追加で10億ドルの自社株買いを承認した。

ネット証券のロビンフッド<HOOD>が時間外で上昇。取引開始前に世界的な仮想通貨取引所のビットスタンプを買収することで合意したと伝わった。最終的な買収金額は現金で約2億ドルになると予想していると述べた。

工作キット、パーティーグッズなど日用品の廉価販売を手掛けるファイブ・ビロウ<FIVE>が時間外で大幅安。前日引け後に決算を発表し、第2四半期は予想を下回る見通しを示したほか、通期の見通しも下方修正した。人気のぬいぐるみ「スクイッシュマロ」を需要以上に仕入れたことが影響した。

(NY時間09:03)(日本時間22:03)時間外

ルルレモン<LULU> 335.50(+27.23 +8.83%)

ノババックス<NVAX> 24.42(+3.45 +16.45%)

ロビンフッド<HOOD> 22.17(+0.60 +2.78%)

ファイブ・ビロウ<FIVE> 106.39(-26.40 -19.88%)

アップル<AAPL> 195.86(-0.01 -0.01%)

マイクロソフト<MSFT> 422.98(-1.03 -0.24%)

アマゾン<AMZN> 181.33(+0.05 +0.03%)

アルファベット<GOOG> 176.98(-0.09 -0.05%)

テスラ<TSLA> 174.63(-0.37 -0.21%)

メタ<META> 492.40(-2.66 -0.54%)

エヌビディア<NVDA> 1240.70(+16.30 +1.33%)

AMD<AMD> 166.60(+0.43 +0.26%)

イーライリリー<LLY> 834.00(+2.24 +0.27%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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