住友電は続伸、ドイツ送電事業者から大型直流XLPEケーブルプロジェクト受注
住友電気工業<5802>が続伸している。同社は6日、ドイツ送電事業者のアンプリオンから大型直流XLPEケーブルプロジェクト「Korridor B V49」を受注したほか、アンプリオンの連系線プロジェクト「Rhein Main Link(ライン マイン リンク)」の一部のケーブル供給について優先交渉契約を締結したと発表。これが材料視されているようだ。
この契約に伴い、同国内に製造拠点を確保するため、ドイツ陸上ケーブルメーカーのズートカーベルの株式90%を取得し、10月1日に子会社にする予定。「Korridor B V49」と「Rhein Main Link」(一部)の受注総額は30億ユーロ(約5000億円)を超える大型プロジェクトであり、ともにケーブルはズートカーベルの工場で製造するとしている。