明日注目すべき【好決算】銘柄 ベステラ、エターナルG、アイル (7日大引け後 発表分)

注目
2024年6月9日 10時50分

6月7日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

ベステラ <1433> [東証P]  ★今期経常を15%上方修正

◆25年1月期の連結経常利益を従来予想の5億2000万円→6億円に15.4%上方修正。増益率が27.8%増→47.4%増に拡大する見通しとなった。プラント解体の好調な受注や前期に受注した大型工事が想定を上回るペースで進捗していることが要因。スクラップ売却益の計上や追加工事の獲得なども利益を押し上げる。

エターナルG <3193> [東証P]  ★8-4月期(3Q累計)経常が3.2倍増益で着地

◆24年7月期第3四半期累計(23年8月-24年4月)の連結経常利益は前年同期比3.2倍の27.1億円に急拡大して着地。脱コロナに伴う人流の回復で既存店売上高が大きく伸びたほか、継続的な新規出店なども寄与し、27.9%の大幅増収を達成した。

通期計画の30.1億円に対する進捗率は90.2%に達しており、業績上振れが期待される。同時に発表した5月既存店売上高は前年同月比18.1%増と増収基調が続いた。

アイル <3854> [東証P]  ★今期経常を6%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も4円増額

◆24年7月期の連結経常利益を従来予想の40.2億円→42.7億円に6.1%上方修正。増益率が12.7%増→19.6%増に拡大し、従来の6期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。高水準なDX需要を背景にシステムソリューション事業、Webソリューション事業ともに売上高が想定より伸びることが寄与。また、製販一体体制による案件回転率の向上に加え、新パッケージの投入や機能強化などで利益率も上向く。

業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の36円→40円(前期は31円)に増額修正した。

光・彩 <7878> [東証S]  ★2-4月期(1Q)経常は4.3倍増益で着地

◆25年1月期第1四半期(2-4月)の経常利益(非連結)は前年同期比4.3倍の6400万円に急拡大して着地。物価上昇による消費者の節約志向がジュエリー業界に逆風となったものの、販路拡大や原価上昇分の価格転嫁などを進めたほか、円安効果で海外売上が好調に推移し、2ケタ増収を確保した。

通期計画の1億2000万円に対する進捗率は53.3%に達しており、業績上振れが期待される。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.