個別銘柄戦略:シーイーシーやベステラなどに注目
先週7日の米株式市場でNYダウは87.18ドル安の38,798.99、ナスダック総合指数は39.99pt安の17,133.13、シカゴ日経225先物は大阪日中比変わらず38650円。為替は1ドル=156.70-80円。今日の東京市場では、上期営業利益が16.2%増と第1四半期の3.6%減から増益に転じたカナモト<9678>、第3四半期累計の営業利益が前年同期比3.1倍となったエターナルG<3193>、24年7月期業績と配当予想を上方修正したアイル<3854>、25年1月期業績予想を上方修正し株主還元方針の変更も発表したベステラ<1433>、発行済株式数の5.95%上限の自社株買いを発表したシーイーシー<9692>、大成建<1801>との資本業務提携と発行済株式数の6.67%上限の自社株買い・配当予想の上方修正などを発表した平和不<8803>、東証スタンダードでは、第1四半期営業利益が前年同期比4.1倍となった光・彩<7878>、第3四半期累計の営業利益が37.4%増と上期の6.7%増から増益率が拡大したランドネット<2991>、1株を2株に分割すると発表した三協フロンテ<9639>などが物色されそうだ。一方、24年4月期営業損益が50.40億円の赤字となったgumi<3903>、第1四半期営業損益が1.23億円の赤字となったポールHD<3657>、東証スタンダードでは、第1四半期営業利益が79.5%減となったユークス<4334>、24年7月期業績予想を下方修正したアルチザ<6778>、24年10月期利益予想を下方修正したハイレックス<7279>などは軟調な展開が想定される。
《CS》