アルチザが大幅5日続落、5G研究開発の投資意欲回復せず24年7月期業績予想を下方修正
アルチザネットワークス<6778>が大幅安で5日続落している。前週末7日の取引終了後、24年7月期の連結業績予想について、売上高を36億8300万円から30億5600万円(前期比25.7%減)へ、営業利益を4億1800万円から1億6200万円(同59.2%減)へ、最終損益を3億2000万円の黒字から2億1800万円の赤字(前期1億1900万円の黒字)に下方修正したことが嫌気されている。
国内における物販について、モバイルネットワークソリューションの国内市場における5Gに対する研究開発投資を見込んでいたが、前期末から続く顧客の投資意欲の低下が回復せず、想定に達しない見込みとなったことが要因。また、海外向け物販では、提案活動を行い一定の進展は見えるものの受注には至らなかったことや、サービス売り上げも想定を若干下回る見通しとなったとしている。
なお、同時に発表した第3四半期累計(23年8月~24年4月)決算は、売上高22億800万円(前年同期比38.0%減)、営業利益7700万円(同90.6%減)、最終損益1億6100万円の赤字(前年同期4億9500万円の黒字)だった。