巴工業が反落、24年10月期業績及び配当予想を上方修正も材料出尽くし感
巴工業<6309>が反落している。前週末7日の取引終了後、24年10月期の連結業績予想について、売上高を518億円から527億8000万円(前期比6.4%増)へ、営業利益を41億8000万円から45億4000万円(同12.2%増)へ、純利益を29億3000万円から31億3000万円(同14.5%増)へ上方修正し、あわせて中間・期末各60円の年120円としていた配当予想を中間・期末各63円の年126円にすると発表したが材料出尽くし感から売られているようだ。
化学工業製品販売事業で機能材料関連、化成品関連及び工業材料関連を中心に好調が見込まれることが要因。また、機械製造販売事業で収益性の高い部品・修理の販売が伸長していることも寄与する。