アップル、消費者のアイフォーンにおけるAIへの関心は薄いとの指摘も=米国株個別
(NY時間13:06)(日本時間02:06)
アップル<AAPL> 196.19(-0.70 -0.36%)
アップル<AAPL>はこのあと、世界開発者会議(WWDC)を開催するが、アイフォーンにAIを追加することでアップグレードサイクルに拍車がかかるとの期待から、同社株は買い戻しが優勢となり、年初からの下げを取り戻している。
しかし、アナリストからは、いまのところ消費者のアイフォーンにおけるAIへの関心は薄いとの指摘が出ている。中国以外では生成AIへの関心は低調で、生成AI搭載のアイフォーンに興味があるとの回答は僅か27%だった一方、興味がないとの回答が28%で、残りは無関心だったという。
今回の調査では、プライバシーへの懸念やアプリ不足と伴に、生成AI機能搭載による価格が興味を制限する最大の要因として挙げられている。
厳しいマクロ環境、金利上昇、未確定のAI戦略を反映し、投資判断を「中立」、目標株価を190ドルとしている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース