アップル、サプライズなく冴えない反応 オープンAIとチャットGPTで提携=米国株個別
(NY時間15:39)(日本時間04:39)
アップル<AAPL> 192.87(-4.02 -2.04%)
アップル<AAPL>が下落。午後に世界開発者会議(WWDC)が始まり、待望の新AI機能を発表。自社のツールにオープンAIのチャットGPTを統合することも明らかにした。このプラットフォームは「アップル・インテリジェンス」と呼ばれ、文書の要約やオリジナルの画像作成、必要な時に最も関連性の高いデータを探し出すのに役立つと語った。
オープンAIとの提携により、アップル製品のユーザーは追加料金なしでデジタルアシスタント「Siri」からチャットGPTにアクセスできるようになる。この機能は年内にベータ版として利用可能となり、2025年に一部の機能が提供される予定。WWDCにはオープンAIのアルトマンCEOも出席。「アップルとの提携は非常にうれしい」とXに投稿した。
同社はまた、別のAIも加える計画であることも明らかにした。グーグルの「ジェミニ」を想定した発言とも思われる。
同社はまた、アイフォーンやアイパッド、マックそれぞれのOSの新バージョンも発表。
ただ、事前に伝えられていた通りの内容でサプライズも無かったことから、同社株は冴えない反応を示している。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース